示談交渉

■交通事故と示談交渉
交通事故における示談交渉では、自分だけで交渉を済まそうとする方が少なくありません。
この決断は、交通事故における様々な損失を生じさせます。

まず一つ目としては、交通事故解決までの時間の損失です。
すなわち、個人で交通事故を解決させようとすれば、主張しようとした簡単なこと１つすらも相手保険会社からは否定されてしまい、聞きたいことも簡単には聞けないほど情報が隠されてしまうことによって、問題解決まで多大な時間を浪費することとなります。

次に二つ目として、事故損害の補償の損失です。
すなわち、個人で交通事故を解決させた場合、普段交通事故とかかわりのない方であるため、どの程度の損害の補償を請求できるのか、その相場観がわからない傾向にあります。
そのため、交通事故の相手方としては低い損害賠償金額をもっともらしく提示することにより、客観的にはとても不公平な形で事故を終結させることができてしまいます。

これに対し、自分だけで示談交渉を済ませるのでなく弁護士に交渉を依頼することによって、こうした損失の発生を回避することができます。
すなわち、交通事故解決までの時間に関しては弁護士が法的観点から有効に主張するとともに、相手方に対し弁護士というプレッシャーを与えることで、より強力にこちらから主張することができます。
そして事故損害の補償に関しては、弁護士が過去の判例からご依頼者様の遭われた事故がどの程度のものなのか、どれくらい損害賠償を請求できるのか判断し、適切に金銭的補償を受けたうえで事故を終結させることができます。

こうした事実から、交通事故に遭われた際は、必ず弁護士に相談されることをおすすめします。

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